导演:秋山陽一郎
■本邦初の『戰國策』専著 ■出土文献・伝世文献の双方からアプローチ ■二劉(劉向・劉歆父子)校書と文献学 本書は、二劉(劉向・劉歆父子)校書前の伝本の体裁を、二劉新定本がその内部で保持していることに着目。劉向本の面貌を残す姚宏本『戰國策』から、劉向所見本の分析・抽出を試みたものである。『戰國策』の専著は、海外ではJ.I.Crump、鄭良樹、何晉氏らをはじめ数点あるが、本邦では初となる。 第一章では、劉向に先行する戰國~前漢期の書籍が、原則として所蔵者ごとの関心にもとづく一定の主題に沿って収集・綴合されていることを、出土文献・伝世文献双方の持つ傾向から浮き彫りにする。 第二章では、章學誠の「以人類書」「互著」「別裁」「九流出於王官」「古時官師合一」説などから二劉校書本の編集基準をたどり、二劉校書本が、校書前に流布していた零細な諸本を「以類相從(類を以て...(展开全部)